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この項目では、TBS系列で放送されていた連続テレビドラマ『大岡越前』シリーズに登場したレギュラー(および準レギュラー)登場人物、および関連事項を列挙する。なお、実在人物については、史実と異なる部分もあるため、各登場人物の項を参照されたい。 == 大岡家 == ;大岡忠相(加藤剛) / 出演シリーズ:全作 :シリーズ全体の主人公。八代将軍・徳川吉宗の命により、山田奉行から江戸南町奉行職を拝命する。 職務と信念に忠実な堅物で、家族・仲間間の揉め事にも私情をはさまず公正に裁く。白洲ではいかなる罪人に対しても裁きを再吟味に委ねるなど慎重な姿勢(やや女性犯罪者に甘い傾向もあるが)だが、特に非道な罪人に対しては即刻刑を下すこともある。 :実在の人物であるが、史実と異なり、青年奉行として描かれた。また、史実では普請奉行を経て町奉行を拝命している。 ;大岡忠高(片岡千惠藏) / 出演シリーズ:第1部 - 第6部 :忠相の父。隠居して小普請(非役の旗本)入りしている。忠相とは対照的に剛直で自由奔放な、生粋の三河武士。釣りも好きで時には忠相などと夜釣りに出掛けたりもする。また源次郎とは将棋をさしてはケンカをする仲であった。時にはもめ事を起こして忠相を困らせることもあるが、伊織や三次同様、大岡一家や南町奉行所の影の戦力としても活躍する。 :酒で死ぬなら本望という程の酒好きで、よく小料理屋「たぬき」にも出入りする。 :その死はあまりにも突然で、死因は卒中だったことが、第7部初回で忠相の口から語られている。史実同様、享年68と設定され、位牌にも「大岡美濃守忠高」と記されていた。なお、史実では忠相の南町奉行就任よりはるか以前に他界している。 :演じる片岡が、第7部クランクイン直前に他界したため、物語上でも他界した設定とされた。第1回では、竹脇演じる伊織の台詞として、忠高のみならず演じていた片岡への敬意を表した追悼の辞とも取れる言葉が述べられた。他にも第7部において、妙や村上、辰三など古くから共演していた登場人物の口から、忠高を偲ぶ話が語られていた。 :家族以外からは「御前(ごぜん)」と呼ばれている。三人称としては「柳原の御前」と呼ばれていた。 ;大岡妙(加藤治子) / 出演シリーズ:第1部 - 第7部、第11部 :忠相の母、忠高の妻。北条出羽守の孫娘。どんなときも忠相を信じ、破天荒な夫の言動にも動じない。時には忠相を困らせる夫に抗議することもある。忠高の死後は常に亡き夫を立てた言動をしていた。 :忠高(片岡)が他界してからは準レギュラーに退いた。 :家族以外からは「柳原の大奥様」と呼ばれていた。なお、第8 - 9部でも、妙は登場しなかったものの、柳原の話は出てくる。 ;大岡雪絵(宇津宮雅代 / 出演シリーズ:第1部 - 第6部、酒井和歌子 / 出演シリーズ:第7部 - 第8部、平淑恵 / 出演シリーズ:第9部 - 最終回スペシャル) :忠相の妻。第1部の第4話「慕情の人」で初登場。養父は大番頭の吉本作左ヱ門。亡実父市川後楽は吉本家出入りの医師で、長崎にいた頃呑舟の友人だった。雪絵も医術の心得があり、伊織にかわって検死をおこなうことも。また、小太刀の腕も確かで、悪人相手にひるむことはない。忠相の許嫁だった亡き千歳(村上の娘、千春の姉)とは瓜二つ。そのことで思い悩んだこともあるが、忠相に「ちとせ殿に瓜二つのあなたをではなく、雪絵という名の女人をかけがえのない人と思うようになっている」と言われ、忠相との結婚を決意する。 :どんな事態が起きても夫を信じている良妻の鏡として描かれている。 :忠相を陥れる陰謀のために、誘拐されたこともしばしばある。 :全シリーズを通して登場した数少ないキャラクターであり、演者が交代しながら全シリーズ登場した唯一のキャラクターでもある。 ;大岡忠宜(大川辰五郎) / 出演シリーズ:第3部 :忠相・雪絵の一人息子。史実では忠相の町奉行就任前に誕生している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大岡越前 (ナショナル劇場) の登場人物」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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